「ブッダの智慧で答えます」(Q&A)
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釈迦尊の教え・あなたとの対話 ホームページに寄せられたご質問から
(19) 天上天下唯我独尊について(2001.9月)
Q:「天上天下唯我独尊」の言葉は、釈迦自身のことを言ったとされていますが、ただそれだけのことなのでしょうか。
私達人間がそう思ってはいけないことなのでしょうか。?

A:この言葉が仏典にありますが、釈迦尊の言葉とされる経典群の中にないような気がします。(ない)。
でも、仏教の北伝、南伝という両流にもでてくるアイデアですので、かなり古くから確立した考え方になります。
 
1.仏教には「神」がいないので絶対的、唯一の何かを信じることを謳っている他宗教の仲間に対して、自分たちの位置づけかも知れません。{われらの尊師(お釈迦様)は神よりも優れているという}
 
2.信仰に、推測に頼ることが全くなく、存在の構成を仏教で語っている。だれがどのように踏ん張っても、客観的にものごとを観察するインテリである限り、同じ真理を発見するのです。
これを始めに発見した方が、あまりにも偉大なのです。(この意味を表す言葉かも知れません)
 
3.お釈迦様が本当に大胆でした。言い尽くす。疑論(議論)のタネになる隙がないように話す。
我々俗人の言葉のように相手に対して遠慮し過ぎて言葉が曖昧になることはない。
それが後になって作られた詩であっても、もしもお釈迦様が「唯我独尊云々」をお読みになったなば、「止む得ない」と思うことでしょう。
 
4.このような言葉を我々が言ったならば「笑いものに」なりますが、お釈迦様の台詞としては有りのままの事実です。
 
5.惨めな気持ちに陥らないで仏陀の教えを実践できるでしょう。(だって、天上天下に仏陀こそが偉大でしょうに)
 
「我々も釈尊と同等のつもりになって爆弾発言で行こうではないか」ではなく「信頼して仏陀の道を歩め」と言う意味でしょう。
以上
Sumanasara

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