「ブッダの智慧で答えます」(Q&A)
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釈迦尊の教え・あなたとの対話 ホームページに寄せられたご質問から
(58) 信仰について(2004.6月)
Q:信仰についての質問です。
信仰とは?でもいいのですが、自分でも解り難い質問なものですから、自分でも質問内容を理解し易いようにいいます。
どんな風にすれば信仰している事がわかるのですか?
どうすれば信仰している事になるのですか?
上座仏教を信仰したいのですが、どうすればいいのですか?
車を運転した事が無い人に車の運転のしかたを教えるようにお願いいたします。
かつて私は何物も信仰をした事がありません。
だから信仰の仕方がわかりません。
仏教を信仰したいのですが、どうすればいいのですか?
ご指導お願いいたします。

A:この質問は仏教の信仰についてだと思います。信仰論を語る必要はないから、言葉の意味を理解しましょう。
 パーリ経典によると信仰(サッダー)とは釈尊の覚りを信じることです。
ふざけて言えば、釈尊は嘘つきではない、人を騙して覚っているんだそうとほら吹きをやって儲かろうとした人ではない。
お釈迦さまの説法なんか読んでみるとやっぱり覚ってもいないとこんなことを教えられる筈がない。というように自信を持って言える状態でしょう。
 注釈書のアビダルマ的な定義もあります。
泥が混じって汚れている湖の泥が下へ沈んできれいになった状態をたとえています。仏法僧のことについて喜びを感じ、納得し、心のもやが消えてしっかりしている状態です。
 定義は以上。
 
> どんな風にすれば信仰している事がわかるのですか?
 
ブッダの教えに納得している。だれかが、「仏教なんかは変な教えだ、役にたたんのだ、迷信だ」と批判されたら、仏教を弁解出来る自信がある。完璧でなくて、説得に失敗しても良い。
また、説得力はないが、そんな話しは認める気には決してならない。左の条件がこころにあるならば仏法僧を信仰している人になります。
 
> 上座仏教を信仰したいのですが、どうすればいいのですか?
> 車を運転した事が無い人に車の運転のしかたを教えるようにお願いいたします。

 
上座仏教だと言っているパーリ経典に書かれている教えが、釈尊の元々の教えだと理解すること。全てを理解できなくても自分として理解できたところで納得している。テーラワーダの僧侶、信徒となかよくする、仲間として感じる。だからといって他の仏教の人々とケンカする必要も絶縁する必要はない。とにかく、仏陀の教えを出来る範囲で勉強する、理解する、納得する、実践してみる、生き方をその教えに沿って調整する、ブッダの教えを自分の人生論にする。左の条件を揃うようにすることです。

A.Sumanasara

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