あなたとの対話(Q&A)

非生存欲

2018年10月8日

ちょっと信じられないですが非生存欲は生き物に自然な感情だそうですが、どう対処したらいいのでしょうか?
一般的に怒りの一種だということなので、まきこまれても幸福になることはないと思いますが。

本能としてこの煩悩は(渇愛)あるが、一般人には、殆どの生命には機能しないのです。パソコン用語で言えば、「log in」してないだけです。必要なときlog inするでしょう。
仏陀の時代で、真剣真面目な行者たちがいました。修行の結果、身体も、心も苦そのものだとわかってはいました。それで、至った結論は「存在は苦なら、非存在は楽」だということでした。これも人間の常識的な思考パターンです。(寒いのは嫌なら、暖かいのは良い)物事は白黒に分ける分別は仏教では極論だとしています。極論は実際に生きている生命のなかにあるものです。超越論(中道)は智慧ある人の世界。
ですから、生きること嫌になった人が自然に至る極地です。普通は快楽を目指すという極地ですが、たまにこの極地にも陥る。非存在欲にlog inしている人々は数少ないだけです。
一般的に欲を喜んで生きている人々は怒りに注意すると潜在的に自分にも「非存在欲」があることの理解がなんとなく出来る。
怒りは嫌だから欲にならない?と思うでしょう。
でも怒る人にはそれを止められない。刺激です。生き甲斐です。自殺も刺激です。止めなさいといったら、「これしかない。止められません」というでしょう。非存在欲に達している。
ちなみに、仏道は五欲にも、存在欲にも、非存在欲にもlog inしない道です。Log outしています、覚者は。

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