智慧の扉

凝縮された仏教のエッセンス

「智慧の扉」は、機関誌パティパダーの巻頭に毎号掲載されている、スマナサーラ長老による読み切りのコラムです。見開き2ページの短い文章の中に、お釈迦さまの教えがギュッと詰め込まれています。短い時間で読めますので、ちょっとした待ち時間などにも触れてみてください。くり返し読むことで、きっとまた新しい発見があると思います。

新着記事

  • 2020年12月号

「与える」ことで心のプログラムを書き換える

 ブッダは聴く人を段階的に真理へと導く説法のカリキュラムを持っていました。「次第説法」という仏教用語でも知られています。ブッダが教えるレッスン第一は「施しの説法 dāna […]

  • 2020年11月号

不満を生きがいにしてはいけない

 人間に限らず、生命の世界はフラストレーション・不満・悩みで成り立っています。私たちは若い時分、あれがしたいこれがしたいと悩んでいるでしょう。学生ならば、試験に高得点で合 […]

  • 2020年10月号

伝統という影の支配者

 現代人は「伝統」を真実だと思っています。だから、ちょっとでも伝統を批判すると攻撃を受けます。尊い伝統をバカにするなというのです。譬えるなら、昔から生ゴミを食べている人に […]

智慧の扉インデックス


2020年4月号

言葉の海の泳ぎ方

 私たちは「おはよう」の挨拶から始まり、寝るまでずっとしゃべっています。言葉の意味もわからないまま、生まれてから死ぬまでしゃべり続けます。子どもたちも結構しゃべりますが、 […]

2020年5月号

智慧の扉を開ける鍵

 仏道とは「正見」に至る道です。正見に達するとは、ある特定の見解を勉強することではなく、「見解がない」境地に至ることです。人間の思考というのは、常に偏見なのです。しかし面 […]

2020年6月号

出家サンガとはなにか?

 釈迦牟尼仏陀は「saṅgha, saṃgha(サンガ)」という仏教徒の組織(集団・共同体)を作りました。仏教徒には出家の比丘、比丘尼、在家の優婆塞(男性)、優婆夷(女性 […]

2020年7月号

あなたの師匠は誰ですか?

 私たち人間は、誰であっても生まれたときは赤ちゃんです。赤ちゃんには何もできません。精々できることと言えば、泣きわめくこととおっぱいを吸うことぐらいです。ろくに周りの物事 […]

2020年8月号

不放逸は幸福のはじまり

「不放逸(アッパマーダ)」はすべての道徳の基礎となります。道徳という言葉は、宗教的な意味ではありません。生命はいつの瞬間でも幸せになりたいと思い生きています。私たち現代人 […]

2020年9月号

聖なる戒律とは何か?

 戒律とは、三点において清らかでなければいけないと釈尊は説きます。その三点とは何でしょうか? 「不殺生戒」を例にするならば、①自分自身が殺生から離れていること、②殺生から […]

2020年10月号

伝統という影の支配者

 現代人は「伝統」を真実だと思っています。だから、ちょっとでも伝統を批判すると攻撃を受けます。尊い伝統をバカにするなというのです。譬えるなら、昔から生ゴミを食べている人に […]

2020年11月号

不満を生きがいにしてはいけない

 人間に限らず、生命の世界はフラストレーション・不満・悩みで成り立っています。私たちは若い時分、あれがしたいこれがしたいと悩んでいるでしょう。学生ならば、試験に高得点で合 […]

2020年12月号

「与える」ことで心のプログラムを書き換える

 ブッダは聴く人を段階的に真理へと導く説法のカリキュラムを持っていました。「次第説法」という仏教用語でも知られています。ブッダが教えるレッスン第一は「施しの説法 dāna […]